ニ重ロックで防犯性能アップ!やり方や注意点をご紹介

近年空き巣の手口は進化してきており、もはや鍵が1つしか取り付けられてないと簡単に開けられてしまいます。

そこで増えてきているのが鍵を2つ取り付けるニ重ロックで、新築によっては最初からつけているようなところまであります。

今回の記事ではニ重ロックの防犯性能を始め、やり方や注意点などを細かくお話させていただきます。

ニ重ロックの防犯性能について

ニ重ロックの防犯性能としては以下があげられますね。

  • 空き巣が諦めやすい
  • 別の種類の鍵を取り付けて防犯性能を高められる
  • 侵入に手間を掛けさせられる

空き巣が諦めやすいことや別の種類の鍵を取り付けて防犯性能を高められること侵入に手間を掛けさせられることなどがあります。

ここからは上記のニ重ロックの防犯性能について詳細にお話していきます。

空き巣が諦めやすい

空き巣は家の中に侵入しやすく見える家ほど狙いやすいですが、逆に防犯性能が高い家は諦めやすいです。

特にドアがニ重ロックになっているような家はその時点で防犯性のが高いと見られやすく、狙われにくくなります。

ニ重ロック以外にも防犯カメラや人感センサー付きライトなんかが設置されていると、防犯性能が高く見えて避けてくれやすくなりますね。

別の種類を取り付けて防犯性能を高められる

同じ種類の鍵を2つ取り付けられているだけでも防犯性はありますが、違う種類のものをつければより高められます。

同じピッキングを2回繰り返すだけでも時間がかかって嫌なのに、異なるピッキングを行わないといけないなんて余計にめんどくさく感じますね。

より鍵の解錠をしにくくさせることで、防犯性能がよりたかまっていくことになるのです。

侵入に手間を掛けさせられる

当たり前のことではありますが、鍵を1つ解錠するよりも鍵を2つ解錠するほうが純粋に2倍時間がかかります。

時間がかかればそれだけ捕まるリスクが高まるため、鍵が2つもついているだけでできれば狙いたくないはずです。

防犯性能が高く侵入自体に5分以上かかると思われる場合、空き巣の大体7割は侵入を諦めるといったデータがでているようです。

ニ重ロックにする方法について

実際にニ重ロックにする方法としては以下のようなものがあります。

  • 簡易補助錠を付ける
  • 面付補助錠を付ける
  • シリンダー錠を増やす
  • 鍵穴無し錠を付ける

簡易補助錠や面付補助錠・シリンダー錠・鍵穴無し錠といったものを取り付けるといった方法があります。

下記では上記のニ重ロックにする方法について、上から順々にご説明させていただきます。

簡易補助錠を付ける

鍵にはメインで取り付ける錠とは別に補助錠というものが存在しており、簡易補助錠であればホームセンターで販売されています。

ホームセンターだけでなくネットの通販でも販売されていることがあるため、そちらで探してみるのもありですね。

設置自体あまりむずかしくなくドライバーが一本あれば取り付けられるので、とりあえずニ重ロックにしてみたい方なんかにおすすめです。

面付補助錠を付ける

取り付けたいドアの内側にのみ穴を開け設置するタイプの補助錠が面付補助錠です。

簡易補助錠よりは取り付けに少し手間がかかるものの、側面に彫り込みなどをいれる必要がないため取り付けそものもはそこまで難しくないです。

またドライバー一本で取り付けられる簡易補助錠よりは防犯性能が高く使い勝手が良いので、少し手間がかかってもいい人にはこちらがおすすめです。

シリンダー錠を増やす

ドアによく取り付けられているシリンダー錠を追加するといった方法もありますね。

補助錠ではなくメインの鍵を1つ増やすことになるため、電動工具などを使って手間をかけ設置することになります。

素人が行うには難しい作業となるので、鍵屋などプロの方に依頼して行ってもらうのが一般的になります。

鍵穴無し錠を付ける

最近ではシリンダー錠のような鍵穴タイプのものとは別に、キーレス錠という暗証番号やスマホで開けるタイプの鍵を設置する方法もあります。

一見キーレス錠は取り付けが難しそうに見えますが、ホームセンターやネット通販で簡易的に設置できるタイプのものが販売されています。

こちらもしっかりとしたタイプのキーレス錠を設置したいのであれば、お金はかかるもののプロの方へ依頼するのが確実です。

ニ重ロックの注意点

ニ重ロックにする際の注意点としては以下になります。

  • 賃貸なら管理者側に確認が必須
  • 高い防犯性のあるものを取り付ける

賃貸の場合は管理者側の確認が必須になりますし、取り付ける鍵は高い防犯性のあるものが良いです。

下記では上記のニ重ロックの注意点に関して、1つ1つ詳しいことを明記していきます。

賃貸なら管理者側に確認が必須

賃貸で行う場合取り付けに穴を開けるタイプのものは勿論、簡易的なものであっても一度管理者側に相談したほうが良いです。

簡易的なタイプの補助錠は取り付けにテープや接着剤を使う必要があり、それが原因で塗装を剥がしてしまう可能性などがあります。

塗装を剥がしたりして後からトラブルになってしまわないように、事前に管理者側に確認をとっておきましょう。

高い防犯性のあるものを取り付ける

防犯性重視で鍵の取り付けを行いたいのであれば、極力防犯性能の高いものを選ぶのが良いです。

簡易補助錠などの補助錠を取り付けるのもよいですが、防犯性能面でみるとやはり弱くなってしまいます。

一度鍵屋などプロへと相談したほうがより防犯性能を高めることができておすすめです。

まとめ

今回はニ重ロックについて防犯性能の高さややり方・注意点をご説明していきました。

ニ重ロックにすればそれだけで防犯性能自体は高まりますし、物によっては簡単に取り付けられるようなものもあります。

ガッツリ防犯性能を高めたいや賃貸でのニ重ロックを考えているなら、まずは鍵屋へ相談してみてはいかがでしょうか。