複製できないMIWAの鍵の例とは？複製方法や合鍵を作れない場合を解説します。

MIWA（美和ロック）の鍵でも、鍵の種類や、セキュリティ認証IDシステムを使用しているかどうかによって、複製できない鍵があります。

複製できないMIWAの鍵の例

合鍵のご注文には、防犯カードに記載されているセキュリティ認証ID番号と、鍵に刻印されている鍵番号の両方が必要です。

また、鍵の種類によっては、鍵屋では合鍵の作成ができない場合があり、メーカーでしか合鍵の作成ができない場合もあります。

合鍵（スペアキー）を作成する場合は、メーカーであるMIWA、または専門の鍵業者に依頼する必要があります。

ホームセンターなどで、販売されている合鍵から合鍵（スペアキー）を作ることは基本的にできません。合鍵を作った場合、「鍵が開かなくなる」、「鍵が使えなくなる」などのトラブルが発生する可能性が高いです。

作成可能なMIWAの鍵のシリーズ例	費用・時間
U9キ、URキーなどの普通の鍵	1,000円～・2～10分
JNキー（ジェイエヌキー）	約3,000円・5～20分

ホームセンターで作成できる合鍵の種類は、以下の通りです。

U9、URキー、そして通常の溝付きの鍵も、ホームセンターで作成可能です。価格は1,000円から、作成時間は数分です。

通常の溝付きキーであれば、美和ロックで廃盤になっていても、作成可能なケースが多々ありますので、お問い合わせください。

JNキー（ジェイエヌキー）は、ディンプルキーの中でも防犯性の高い鍵で、ディンプルの有無が特徴です。

MIWAのJNキーというティンプルキーは、特殊な設備がないと作れないため、ほとんどのホームセンターでは合鍵の作成に対応していません。

また、MIWAのJNキーに対応している場合でも、セキュリティ認証IDシステムが設定されている場合（JCキー）は、メーカー対応のみとなります。

MIWAの鍵の不正な合鍵作成を防止するシステムのことです。鍵番号とセキュリティカードが一致した場合のみ、合鍵の作成を可能にし、防犯性を強化しています。

まず、近くのホームセンターに電話をして、MIWAの鍵の合鍵を作れるか聞いてみてください。作れないと言われたら、本記事でご紹介する方法で合鍵を作ってみてください。

ホームセンターで合鍵を作れないMIWAの鍵は、2種類あります。それぞれ詳しく説明していきます。

くぼみのあるMIWAの鍵（ディンプルキー）は、ほとんどのケースで、ホームセンターに持ち込んでみても作成することができず、取り寄せ対応をしているところも少ないです。なぜ作れないかというと、以下の理由からです。

防犯上の観点から、2000年代以降、美和ロックではディンプルキーを主流としており、近年建築された戸建住宅やマンション、アパートなどではディンプルキーが採用されています。そのため、複製が困難な構造になっております。

具体的なシリーズ名は、以下の通りです。

取り寄せることができる場合に、かかる費用の相場と時間は次の通りです。

シリーズの名称	価格	時間と日数
PRキー	～5,000円	2～4週間
PSキー	～5,000円	2～4週間

PRキーやPSキーにセキュリティ認証IDシステムが設定されている場合は、メーカーで作成してもらうしかありません。

ホームセンターでも、大型店でないと取り扱っていないので、事前に電話で確認してMIWAのディンプルキーの合鍵の作成が可能かどうか、確認してください。そうすれば無駄足を踏まずに済みます。

また、MIWAの合鍵を作りたい場合は、鍵屋がおすすめです。

MIWAの公式サイトから合鍵を注文すれば、高品質な製品を手に入れることができます。しかし、急いでいる場合や、MIWAが取り扱っていないタイプの鍵である場合もあります。そのような場合は、専門スタッフがいる鍵屋に相談しましょう。