金庫の種類とそれぞれのメリット・デメリットまとめ。

「金庫の種類とそのメリット・デメリットが知りたい。」
「テンキー式(押しボタン式)金庫のメリット・デメリットは何?」
「最も人気のある金庫は何?」

本記事では、金庫の種類とそのメリット・デメリット、最も人気のある金庫を解説します。

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金庫にはそれぞれメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴を知ることで、金庫を選ぶ際のポイントを決めることができます。

ここでは、金庫の種類とそのメリット・デメリットをご紹介します。

ダイヤル式金庫のメリット・デメリット

金庫といえば、このダイヤル式金庫を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?こちらのダイヤル式金庫のセキュリティは、一致する数字の数で決まります。業務用金庫を含め、セキュリティの高い金庫の多くは400万回の変換が必要です。そちらに比べて、ホームセンターなどで売られている手提げ金庫は、ややセキュリティが低く、一般的に1~2回になっています。

ダイヤル番号をいつでも変更できる金庫もあります。会社の金庫管理の担当者が変わったときにも番号を変更できるので、高いセキュリティを保つことができます。

ダイヤル式金庫のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

ダイヤル式金庫のメリットは、電源を必要としないため、電池切れや基盤故障の心配がないことです。また、ダイヤルが分離可能なタイプであれば、故障時にダイヤルのみを交換することができるというメリットもあります。

デメリット

ダイヤル式金庫を押入れなどに長期間放置しておくと、地震や車の往来などによる振動で文字盤のシートが動いて数字が変わってしまうことがあります。また、文字盤の精度が高い(金庫の安全性が高い)場合、経年劣化により、数字が少しでもずれていると金庫が開けられないなど、使いづらくなることがあります。

シリンダー式金庫のメリット・デメリット

玄関の鍵と同じように、鍵穴に専用の鍵を差し込んで施錠・解錠するタイプです。ダイヤル式やテンキー式と一緒に設置されることが多いです。経年劣化により開錠できなくなることがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。

シリンダー式金庫のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

ダイヤル式金庫と同様に電源を使用しないため、電池切れや基盤の故障などのトラブルがありません。

デメリット

シリンダー式金庫は、他の金庫に比べてセキュリティが低いという特徴があります。また、鍵の種類によっては、ピッキングされる可能性が高いというデメリットがあります。

テンキー式(押しボタン式)金庫のメリット・デメリット

暗証番号を入力して解錠するタイプです。任意の番号に設定できるものもあり、金庫の担当者が変わったときやセキュリティ強化のためなど、定期的な番号変更が容易です。テンキー式の金庫は基本的に電池式が多いので、電池の交換忘れに注意しましょう。

テンキー式(押しボタン式)金庫のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

定期的に暗証番号を変更できるため、セキュリティが保てます。桁数の多いタイプを選べば、より安全性を高めることができます。また、鍵を持ち歩く必要がないため、鍵の紛失を防ぐことができます。また、同じ鍵を複数人で管理する場合、合鍵を作る必要がありません。

デメリット

暗証番号の入力を誰かに見られた場合、第三者に番号が知られてしまう可能性があります。不正開錠を防ぐため、定期的に暗証番号を変更するなどの対策をしましょう。

カードキー(ICチップ内蔵)金庫のメリット・デメリット

カードキー(ICチップ内蔵)金庫は、ICチップ内蔵のカードキーをかざすだけで開錠できます。カードキー1本で金庫を管理できます。

メリット

複数のカードをキーとして登録できるため、複数人での管理が容易。もちろん、カードキーの複製は容易ではありません。メーカーに複製を依頼する必要があり、セキュリティ面でも安心です。また、鍵の種類によっては開錠履歴を残すことができ、いつ金庫を開けたかを確認することができます。

デメリット

カードキー(ICチップ内蔵)金庫のデメリットは、カードキーを紛失した場合、簡単に開錠できないことです。カードキーを紛失した場合、新しいカードキーをメーカーに注文しなければなりません。その間、金庫を開けることはできません。

最も人気のある金庫は何?

金庫の使い方にもよりますが、最近の傾向としては、操作が簡単で安全性の高いテンキータイプが人気です。テンキータイプは電池交換が必要ですが、操作性・機能性の面でメリットがあるため、選ばれる方が多いようです。

施錠・解錠は操作性も大切ですが、施錠・解錠できる人を限定したり、不正解錠を防止したりと、金庫本来の目的であるセキュリティの高さも重要です。そのためにも、各ロックタイプの性能・機能をフルに活用し、金庫に収納・保管する大切なものを守りましょう。

まとめ

以上、金庫の種類とそのメリット・デメリット、最も人気のある金庫を解説しました。