忍び込みや居空きから自宅を守るための対策をご紹介

自宅への侵入・窃盗と言うと、留守中の家を狙ってくる「空き巣」がイメージされやすいですが、実は他にも手口が存在しています。

それが、住人が在宅中でも侵入・窃盗を行う「忍び込み」と「居空き」で、「空き巣」の次に多い手口です。

今回は忍び込み・居空きから自宅を守るための対策をご紹介していきます。

忍び込みとは?

まず「忍び込み」についてですが、忍び込みとは住人が家の中で寝ている間に家に侵入して窃盗することを指します。

「自分が家で寝ているから」と安心して窓を開けて寝ちゃったりする人がいますが、そういった人の自宅を狙って「忍び込み」が発生します。

下手すると住人が目覚めて窃盗犯とハチ合わせといったことも少なくはなく、精神的なダメージを受ける可能性まであります。

居空きについて

「忍び込み」と似ている「居空き」ですが、こちらは住人が起きている時に自宅へと侵入してくる手口になります。

住人側が「自分が家に居るから大丈夫」といった心理状態になっている隙を突いて、気づかない間に侵入して盗んでいきます。

例え家族で住んでいたとしても、全員で居間に集まってテレビを見ていたりすると、その間にベランダや窓から侵入して犯行していくわけです。

自宅を守るための対策

忍び込みや居空きから自宅を守るための対策としては、以下のものがあげられます。

  • 窓を防犯ガラスにする
  • ベランダ・窓周辺に足場を作らない
  • 在宅していても鍵を極力閉める
  • ホームセキュリティを付ける
  • 防犯グッズを置いておく
  • センサーライトで死角をカバーする

窓のガラスを防犯ガラスにしたり、ベランダ・窓周辺に足場を作らないことや在宅時にも鍵を極力閉めるといった対策があります。

ここからは、上記の忍び込みや居空きから自宅を守るための対策について、詳細な内容を記載していきます。

窓を防犯ガラスにする

忍び込みや居空きといった手口で多いのが窓を破って入ってくる犯行で、「音が出るから大丈夫なんじゃ?」と考えている人が多いことです。

特に窓の鍵となっているクレセント錠周りを小さく割るだけなら、そこまで音が大きくなく生活音に消されてしまうことも少なくはないです。

こういった手口での侵入を防ぐために、窓ガラスを防犯ガラスにしたり防犯フィルムを貼っておくことで割りにくくして対策することができます。

ベランダ・窓周辺に足場を作らない

アパートやマンションの1階だけでなく、足場さえあれば窃盗犯は2階や下手すると3階の部屋にまで侵入してくる可能性があります。

ベランダ内ではなくベランダの外側や窓近くにエアコンの室外機などを置いてしまうと、窃盗犯の足場としてうってつけです。

また自転車置き場の屋根や自転車そのものを足場にするような窃盗犯もいるため、そういったものが近い場合は注意しましょう。

在宅していても鍵を極力閉める

いくら自宅にいるからといって、玄関を始め部屋の鍵などをちゃんと閉めておかないと、そこから忍び込みや居空きをされてしまいます。

換気するためにバス・トイレの小さな窓を開け放したりすると、小さくてもそこから侵入してくるような人もいます。

自宅に居ても油断せず、部屋の鍵や窓の鍵なども使わない場所はちゃんと閉めておくようにしておきましょう。

ホームセキュリティを付ける

ホームセキュリティを付けておけば、窓をこじ開けられても警報音とセキュリティ会社への通報を行ってくれたりして対策になります。

また自宅に居て忍び込みや居空きに遭遇したりされている可能性がある場合、非常ボタンを押すことでセキュリティ会社から人が駆けつけてくれるといった機能もあったりします。

ここ最近だと賃貸であってもホームセキュリティが始めから付いていたりするので、心配なら部屋を選ぶ際にその辺のチェックもしておくと良いです。

防犯グッズを置いておく<

資金的にホームセキュリティを付けるのが難しいのであれば、市販の防犯グッズを置いておけば女性であっても簡単に防犯対策ができます。

特に侵入口になりやすい窓の上側に補助錠を付ければ、クレセント錠に加えて補助錠の解錠が必要となり、更に上側なら立っての作業で人目につきやすくなるため諦める可能性が高まります。

また窓ガラスが不審に揺らされたりこじ開けられたりすると警報音が発生するような防犯グッズを付けておくのもおすすめです。

センサーライトで死角をカバーする

昼だとあまり意味がないですが、夜に侵入しようとしてくる窃盗犯に対して効果が高いのがセンサーライトを付けておくことです。

特に人感センサーのライトを窃盗犯が侵入しやすい死角に入られた際に反応しておくようにすれば、それだけで驚いて諦める可能性が高いです。

またライトによって見通しの悪い死角を照らすことで見やすくなるのと同時に、周りにも異常を知らせることができ防犯対策になります。

まとめ

今回は忍び込み・居空きへの防犯対策についてご紹介いたしました。

窃盗の手口は人が居ない家を狙った「空き巣」の方が多いのですが、忍び込みや居空きもそれなりには発生します。

自宅で保管している大切なものを窃盗犯の手から守るためにも、しっかりと防犯対策を行っておきましょう。