築年数が何十年と経過している戸建ての場合、経年劣化などで鍵事態に不具合が出てきたりします。
一度鍵屋に依頼して鍵を見てもらった結果、修理よりも鍵自体を交換したほうがいいと進められることがありますね。
この記事では戸建ての鍵交換におすすめの鍵について詳しく明記していきます。
戸建ての鍵交換におすすめの鍵3選
戸建ての鍵交換におすすめしたいのが以下の3種類の鍵です。
- カバスターネオ
- GOAL V18
- PRシリンダー
カバスターネオやGOAL V18・PRシリンダーといったものになります。
下記では上記の戸建ての鍵交換におすすめしたい鍵に関して、より詳しく記載していきます。
カバスターネオ
東大や京大に使われており、社会的に信頼性が実証されているKABA社のカバスターネオは戸建ての鍵交換先としておすすめです。
多ければ多いだけピッキングが厳しくなる理論鍵違い数が2兆を超えているため、かなり防犯性能が高い鍵であることがわかりますね。
ただ、鍵を紛失してしまったなど何かしらの理由で鍵屋に開錠を頼んだりする際に、破壊開錠するしかなく、その分だけ費用が高まりやすくなります。
GOAL V18
シリンダーにディンプルシリンダーを採用しており、理論鍵違い数が120億もあるのがGOAL社のGOAL V18です。
防犯性能の高さはカバスターネオ並みにあり、マンションなどの賃貸にも普及している鍵です。
カバスターネオほど理論鍵違い数が多くないこともあり、カバスターネオよりは安く鍵交換してもらえます。
PRシリンダー
ピンシリンダーではなくロッキングバーと呼ばれる部品を内部に採用し、対ピッキング性能が10分以上と防犯性能面が高いのがMIWA社のPRシリンダーです。
11列11枚のタンブラーが内部に備わっており、中には「対鍵穴壊し性能」をもっている製品もあります。
ただし、こちらは値段が安く登録制シリンダーではなく鍵番号で合鍵作成ができるものになっている点に注意が必要です。
戸建て鍵交換時の注意点
戸建ての鍵交換を行うのであれば、ある程度注意しておかないといけないことがあります。
保証制度が完備されているかや依頼前に鍵交換費用相場のチェックを行うなど、やっておかないと損をします。
ここからは戸建て鍵交換時の注意点に関して、詳細な情報をお伝えしていきます。
保証制度が完備されているか確認する
鍵交換を業者に依頼する場合、「保証期間」や「保証内容」など保証制度が完備されているかどうか確認したほうが良いです。
保証期間は業者によって違いますがだいたい1~2年で、保証内容は「期間内であれば破損・故障した鍵を無料で交換や修理可能」といったものが多いです。
このような保証が完備されていれば鍵交換後のトラブルにも対応してもらえるので、かなり重要な点になりますね。
依頼前に鍵交換費用相場をチェック
ちゃんと鍵交換費用相場をチェックしてから依頼しないと、業者から高額請求をされても気づかず払ってしまう可能性があります。
鍵交換先となるシリンダーの価格は大体16500~27500円ぐらいが相場になっていますね。
業者によって金額の幅が大きくなりやすいのが技術代や作業費と呼ばれるもので、だいたい11000円ぐらいから相場で、鍵の種類によっても変わってきます。
鍵関係のトラブルは業者に任せる
鍵に関するトラブルはプロである鍵屋などの業者に任せたほうが良いです。
専門的な知識をちゃんともっているため、様々なトラブルに対して的確な対応をしてもらえます。
ただ、鍵屋になるために国家資格などが存在しないため鍵屋を名乗る悪徳業者が存在していますので、依頼前に口コミや評判といったものをちゃんとチェックしておきましょう。
戸建て鍵交換先となる鍵の選び方
戸建て鍵交換先となる鍵は、依頼側が選ぶことが可能になっています。
無理のない価格かつ十分な性能があるかや高い防犯性能となっているかなど、選ぶ際に重要になってきます。
以下では戸建て鍵交換先となる鍵の選び方について、詳しくご説明をしていきます。
無理のない価格かつ十分な性能があるか
高い鍵ほど防犯性能も高くなりやすいですが、払えなければ意味がないので、きちんと無理のない価格のものを選んだほうが良いです。
同じ価格帯であっても様々な鍵が存在しているので、用途などからどのような性能の鍵が良いのかプロに相談するのがおすすめです。
鍵屋は鍵開けだけでなく鍵に関する知識が豊富で製品にも詳しいので、選ぶ際に相談してみましょう。
高い防犯性能となっているか
選ぶ鍵の種類によって防犯性能はかなり違っているので、できる限り防犯性能の高いものを選びましょう。
より防犯性能の高い鍵にすることで、自宅のセキュリティがより強固なものとなり空き巣被害などにあいにくくなります。
ただし、前項でも記載している通り無理のない価格帯で選ぶようにしたほうが良いですね。
既存の機構と鍵に互換性があるか
ドアによって使える鍵や錠前のタイプが異なっているので、交換先の鍵が既存の機構と互換性があるかどうかは大事です。
特に交換前の鍵と同じ型番・メーカーの鍵を選べば、鍵の取り付け自体が滞り無く行えます。
ドア鍵1つとってもドアノブやデッドボルト・サムラッチなど様々な種類があるので、どれが交換前のドアに互換性があるものなのか確認しながら選びましょう。
まとめ
今回は戸建て鍵交換に関しておすすめの製品や注意点・選び方をお教えいたしました。
鍵交換をするのであれば、予算の範囲内でより防犯性能のあるものにするのが良いので、一度鍵屋に相談してみましょう。
プロである鍵屋は鍵製品周りも詳しいので、困ったらその都度相談してみてください。