玄関の鍵だけでも様々なものがありますが、車の鍵にもいくつか種類が存在しています。
また車の鍵が開かないといった場合、様々な原因が考えられタイプにより対応方法も異なります。
今回は車の鍵の種類と車の鍵が開かない時の原因・対応方法について、ご説明させていただきます。
車の鍵は全部で4種類
車の鍵は以下の4種類に分けられます。
- イモビライザー
- リモコンキー
- スマートキー
- ウェーブキー
イモビライザーやリモコンキー・スマートキー・ウェーブキーといったものがありますね。
下記では上記の4種類ある車の鍵について順番にご説明していきます。
イモビライザー
登録されている車の鍵以外では車のエンジンがかからないようになっている、自動車盗難防止システムがイモビライザーです。
イモビライザーが搭載されている車であれば、ドアの鍵を開けれたとしてもエンジンをかけることができないです。
防犯性能の高い鍵となっており、リモコンキーやスマートキーといった他の種類の鍵と併用されているパターンも少なくないです。
リモコンキー
鍵の持ち手についているリモコンを使って鍵の開閉が行えるのがリモコンキーで、ワイヤレスでの操作ができることからワイヤレスキーとも呼ばれます。
ワイヤレスで可能な操作はドア鍵の開閉のみで、エンジンをかける場合は物理的に差し込む必要があります。
物理的な鍵部分だけでなくリモコン部分も鍵屋で対応が可能ではありますが、パーツによっては取り寄せないといけないことがあります。
スマートキー
キーを持っている状態でドアノブに触るだけで鍵を開けることができ、付けられているボタンを押すことでエンジンがかけれるのがスマートキーです。
キーレスキーを進化させたものとなっており、様々なメーカーが採用・搭載をしています。
メーカーによってスマートエントリーやインテリジェントキー・アドバンストキーなど、呼び方が異なっています。
ウェーブキー
通常のギザギザした鍵と似ていますが、鍵の表面に波のようなくぼみが掘られているのがウェーブキーです。
ギザギザの鍵と比べて鍵穴のピッキングや針金を使っての解錠に対して防犯性能が高いです。
防犯性能の高い鍵ではありますが、車の鍵制作が可能な鍵屋であれば作ることができます。
鍵穴に差し込むタイプの車の鍵が開かない場合
鍵穴に差し込むタイプの車の鍵が開かない場合、原因としては経年劣化が一番疑われやすいです。
また購入した車・鍵が新しかったとしても、持ち運びする鍵が新しいものだとは限らないです。
合い鍵などがあるなら見比べてみて、鍵が変形などしていないかどうかしっかりと確認しましょう。
鍵穴に差し込むタイプの車の鍵が開かない時の対応方法
経年劣化などが原因で車の鍵が開かない場合、ディーラーや修理工場で点検や修理の依頼をするのが良いです。
一度見てもらって相談し、必要ならば鍵の交換を行うなど対応することができます。
また鍵の動作が鈍いようなら、市販の鍵穴専用潤滑剤を注入してみるのも効果的でおすすめです。
スマートキーやキーレスで車の鍵が開かない場合
スマートキーやキーレスで車の鍵が開かない原因としては、電池切れや故障・バッテリーあがりといったことが考えられます。
また車内にスマホのような電波を発生する電子機器があると、それが動作に影響を与えるようなことがあります。
スマホ以外にも車の近くに強めに電波や電磁波を発生する設備があったりすると、そちらでも影響ができる可能性があります。
スマートキーやキーレスで車の鍵が開かない時の対応方法
スマートキーやキーレスで車の鍵が開かない場合、緊急の際に使えるようギザギザのキーが付属しているのでそれを利用します。
「メカニカルキー」や「エマージェンシーキー」と呼ばれる鍵で、鍵本体に収納されていたりしますね。
これを使ってドアを開けて、エンジンがかかるかなど行い何が原因でドアが開かなかったかなどチェックしていくのが良いです。
車の鍵でお困りなら鍵屋へ依頼・相談しよう
車の鍵が開かないなど困っているなら、車の鍵に対応可能な鍵屋さんへ依頼・相談をするのが良いです。
基本的に車のトラブルはディーラーへの連絡が思いつきますが、車の鍵だけに関するトラブルなら鍵屋のほうが対処が早いです。
特に緊急性の高い場合は、車の鍵に対応している鍵屋に連絡を行ってみるのがおすすめです。
まとめ
今回は車の鍵の種類を始め鍵が開かない場合の原因や対処方法をお話いたしました。
車の鍵は4種類あり、どの鍵にもイモビライザーが搭載されていることが多いです。
またキーレス化も進んでおり、防犯性能向上と共に利便性に関しても高まってきていますね。