鍵は頑丈に作られているためよほどの力が加わらない限りは折れなさそうに思えますが、金属であるいじょう披露で折れる可能性はあります。
解錠してから折れた場合はまだマシですが、鍵穴に指して解錠前に折れてしまうと困ります。
そこで今回は鍵が折れた際の対処方法や鍵穴から取り出す方法について、より詳しく記載していきます。
折れた鍵を鍵穴から取り出す方法
玄関などの鍵穴に鍵を差し込んで回した際に、鍵がポキっと折れてしまうと多少焦ってしまいますよね。
まずは落ち着いて、折れた鍵が鍵穴からどのような状態になっているかを見極める必要があります。
ここからは、折れた鍵が鍵穴でどのような状態になっているか別で対処法を記載していきます。
鍵の一部が鍵穴から出ている
折れてしまった鍵が鍵穴から少しでも出ているような状態になっているなら、まずはピンセットやペンチといった道具を用意します。
特にペンチは鍵をしっかりと掴んで引っ張り出せておすすめですが、無ければピンセットなどつまめるもので代用は可能です。
誤って奥に入れてしまわないように中止ながら引っ張り出すことが重要で、なかなか動かせない場合はホームセンターなどで売っている鍵穴専用潤滑剤を利用するのもありです。
鍵穴に詰まってしまっている
ペンチやピンセットでは取り出せなかったり、折れた鍵が完全に詰まってしまっているなら、ピンバイスをホームセンターなどで購入して使用します。
ピンバイスは穴あけ用工具で、これを使って鍵に穴を開けて中に詰まってしまった鍵を引き出していきます。
またドアが開いた状態ならば工具を使ってシリンダーを分解するといった方法もありますが、戻せなく鳴ったりすると困るので下手にやらないほうが良いです。
ドア鍵以外で鍵が折れた際の対処方法
鍵はドア以外にも以下のようなものに使われており、そこでも折れてしまう可能性は大いにありえます。
- 自転車
- 車・バイク
- その他
自転車や車・バイクといったものだけでなく、金庫やロッカーなんかにも鍵が設置されていることは多いですね。
ここからは、上記のドア鍵以外で鍵が折れた場合の対処方法に関して、詳細な情報をお届けいたします。
自転車
自転車の鍵は安価なので、鍵が折れた場合はAmazonなんかに1000円程度で販売しているワイヤーカッターなどで切断してしまったほうが早いです。
また防犯登録済みかつ本人確認ができるのであれば、交番に持ち込んで備え付けのボルトカッターで切ってもらうといった方法もあります。
近くに自転車屋があるなら、作業費1000円前後に部品代といった安い費用で鍵の切断から新しいカギの取り付けまでやってもらえておすすめです。
車・バイク
車やバイクの鍵が折れてしまった場合、まず車両を移動させたいならロードサービスを利用して動かしてもらうのが良いです。
ドア鍵と同じようにペンチなどを使って折れた鍵を抜くことができれば、時間はかかるもののディーラーに注文して純正キーが安く入手できます。
早めにどうにか解決したいのであれば、出張サービスを行っている鍵屋などのプロに依頼するのが、何よりもスピーディーでおすすめです。
その他
金庫やロッカー・シャッターなんかの鍵が折れてしまったら、ドア鍵の時と同じようにまずはペンチなどで取り出しが可能かどうかですね。
不可能な場合無理やり分解して傷つけたり、鍵が奥に入って悪化したりすると良くないので、まずは鍵屋に連絡し相談しましょう。
鍵屋であればシリンダーを分解しての鍵抜きなどもそこまで時間を掛けずにできますし、合い鍵の作成や新品への交換などもやってもらえて便利です。
鍵が折れるのを予防する方法
できれば鍵が折れるのを予防できるのがベストで、特にやっておくといいのがエアダスターや掃除機を使ってシリンダー内を定期的に掃除しておくことですね。
鍵に対して回しにくいなどの違和感を感じたら、早めに鍵の交換しておいたほうが良いです。
また鍵の寿命は10年~15年ぐらいなので、使用している鍵が10年以上のものであれば、そちらも鍵の違和感に関係なく交換しておくのがおすすめです。
困った時は鍵屋に相談しよう
鍵が鍵穴で折れてしまった場合、一部がはみ出てペンチなどで対応できる時以外は、極力鍵屋に相談したほうがいいですね。
折れた鍵を奥に入れてしまったり、むやみにシリンダーを分解したりすると、鍵そのものを傷めてしまう可能性まであります。
そうなると鍵の交換だけでは済まなくなる可能性まで出てきますので、まずはプロである鍵屋に一度相談するようにしてみましょう。
まとめ
今回は鍵が折れた際の対処方法や鍵穴に詰まっているときの対処の仕方をお教えいたしました。
鍵穴から鍵が一部飛び出しているなど自力で対処できる状況であれば良いですが、完全に詰まっているなど難しい状況なら、鍵屋に相談するのが良いです。
また普段から鍵穴の掃除をしておくなど、予防対策を行っておくようにしましょう。