鍵出張費用はその場の状況によって安くなることもあれば、逆に高くなってしまうこともあります。
安くなってくれる分には困りませんが、高くなってしまうと最悪払えないような状況に陥ったりしますね。
この記事では鍵出張費用が高くなりやすい例と安くするコツについてお話していきます。
鍵出張費用が高くなりやすい例
鍵出張費用が高くなりやすい例としては以下があります。
- 破壊開錠する必要がある
- 多数の鍵が付けられている
- 窓から入ることになる
- セキュリティー面が強すぎる
- ドアスコープが付いていない
破壊開錠する必要があることや多数の鍵が付けられている・窓から入らないといけないなどが高くなりやすいです。
下記では上記の鍵出張費用が高くなりやすい例に関してより具体的な内容をお伝えしていきます。
破壊開錠する必要がある
一度どういったタイプの鍵なのかやドア・窓辺りを調べた結果、破壊開錠するしかないとなった場合高くなりやすいです。
破壊開錠は最終手段となっており、この手段を用いるということはそれ以外で開ける方法がないと判断したことになりますね。
それだけセキュリティー面の高い鍵・ドア・窓になっている証拠なのですが、その分鍵開けに料金がかかってしまいます。
多数の鍵が付けられている
昔は鍵が1個しか取り付けられていないことが多かったですが、最近では2個付いているのがデフォルトといったところも少なくないです。
鍵がついていれば付いているほどセキュリティー面が強いですが、その分開錠までの時間がかかってしまい料金が高まります。
料金的に不安だと感じるなら依頼する際に複数ついていることを伝えてどれぐらいの料金になるのか確認してみるのが良いです。
窓から入ることになる
玄関側の鍵が開錠不可能だと判断し窓から入れるとなった場合、専用の工具を使って入ることになります。
侵入可能な窓が1階になるなら大した料金がかからなかったりしますが、2階以上だと別料金がかかることが多いです。
侵入できる窓として代表的なのはベランダですが、それ以外にもトイレの窓など侵入できそうならそこを使っていきます。
セキュリティー面が強すぎる
付いている鍵がディスクシリンダーやピンシリンダーといったピッキングしやすいものだと、場合によっては1万円以下になることもあります。
逆にピッキングなどが通じないディンプルキーやカードキーのような特殊な鍵だと料金が高く、3万円を超えたりもします。
セキュリティー面が強い鍵であるため侵入されにくいのですが、その分なにかしらトラブルになると料金が高くなりやすいですね。
ドアスコープが付いていない
セキュリティー面が強い鍵のケースで、ドアスコープが付いているならそこを利用し、サムターンを操作して開ける方法になります。
しかしこれがドアスコープが付いていない場合や簡単にサムターンを操作できない場合、料金が高い方法にシフトすることになります。
料金の高い方法となり窓から侵入したり破壊開錠になってしまい、思いの外料金がかかってしまいます。
安くするコツをご紹介
鍵出張費用は技術が必要になるなど、複雑な作業内容になったりすると高くなりやすいです。
最近の自宅で使われているディンプルキーなんかの鍵開けだと2万かかったりしますし、車のイモビライザーなども高額になりやすいです。
ここからは、そういった高額になりやすい鍵出張費用を少しでも安くするコツについて、詳細に記載していきます。
業者をできるだけ昼に呼ぶ
殆どの鍵開け業者は24時間や深夜まで営業していますが、深夜・早朝対応だと高額になりやすいです。
深夜や早朝といった時間帯での鍵開けはプロとなる鍵開け業者以外は対応してくれないことが多いですね。
よっぽど緊急性の高い状態じゃ無い限りは、できるだけ昼に業者を呼ぶことで料金を安く抑えられます。
自力ではなく極力プロに頼む
「業者を呼んだら金がかかるから」と自力でやろうとする人がいたりしますが、失敗しやすいためやらないほうが良いです。
もし失敗し鍵開け業者を呼ぶことになった際、自力でやったことが原因で鍵開けが難しくなってしまい余計にお金がかかることになりやすいです。
鍵を交換することになったりすると尚更高くなるので、自力ではやらずにまずは相談しましょう。
相見積もりによる比較を行う
緊急で対応してもらえる業者が1社しかないといったことでもない限りは、複数の業者に見積もりを行う相見積もりがおすすめです。
同じような作業内容であっても、別の業者によっては安い料金で引き受けてもらえる可能性があります。
ただし、依頼する業者によっては見積もりだけでもお金がかかる場合があるため、事前に調べて見積もり依頼を行った方が良いです。
安い業者を探そう
安い方が依頼する側としては良いのですが、安すぎると逆にいい加減な業者であったり、後から高額請求してくる悪党な業者の可能性があります。
なので、業者を選ぶ場合見積もりなどの際に以下を重視して見ていきます。
- 料金が詳細に提示されているか
- アフターケアがしっかりしているか
- 過去の事例が充実しているか
- 緊急だった際の対応がどうなのか
このような点に重きをおいて見ていくことで、安くて安心できる業者を見つけることができます。
まとめ
今回は鍵出張費用が高くなりやすい例と料金を安くするコツに関して、詳しくお教えいたしました。
基本的に防犯性能が高い鍵・自宅などだった場合、業者でも鍵開けに高い技術や長い時間を求められ、結果料金が高くなりやすいです。
依頼する時間帯を極力昼にしたり、自力ではやらない、相見積もりをするなど、しっかりと対策することで、料金をある程度は安くすることが可能です。