種類別合鍵作成費用相場とかかる時間をご紹介

何かしらの理由で合鍵が必要となった際、どれぐらいの価格なのかやかかる時間が気になるところです。

鍵の作成費用相場やかかる時間は鍵の種類によって異なっており、物によっては作れない鍵の種類もあります。

今回は種類別に合鍵作成費用相場やかかる時間についてや、住宅関係以外の鍵を作る際の費用相場についてお話いたします。

種類別合鍵作成費用相場とかかる時間

合鍵が作成できる鍵の種類としては以下のようなものがあります。

  • ディスクシリンダー
  • ロータリーディスクシリンダー
  • ディンプルシリンダー
  • ピンタンブラー

ディスクシリンダーやロータリーディスクシリンダー・ディンプルシリンダー・ピンタンブラーといったものになります。

下記では上記の合鍵が作成できる鍵の種類別に作成費用相場とかかる時間に関して解説していきます。

ディスクシリンダー

鍵の両端がギザギザとした形状になっているディスクシリンダーの作成費用相場は1000円前後と安価で、かかる時間も5分程度と早めに作れます。

家の玄関やオフィスなど広く普及されているのも特徴的で、折れてしまった鍵であっても合鍵を作成してもらえるケースがあります。

ただし、折れた状態や特殊な形状のものだと作成するのに追加料金が発生する可能性がある点に注意が必要です。

ロータリーディスクシリンダー

ディスクシリンダーの防犯性を高めたロータリーディスクシリンダーの鍵は、ディスクシリンダーと似たような両端がギザギザなのが特徴的です。

こちらもディスクシリンダーと同じく作成費用相場が1000円前後で作成時間も5分低度とスピーディーに作れます。

ディスクシリンダーと違うのはシリンダーに鍵を差し込んでピンの凹凸が一致した場合のみ、中のタンブラーが回転して鍵が開くという防犯性の高さですね。

ディンプルシリンダー

鍵の表面上に複数の凹凸が設置されていて少し複雑な構造となっているディンプルシリンダーは、合鍵作成に特殊な機械がいります。

作成費用相場は約3000~5000円と開きがあり作成時間も60分と長めで、店舗によっては作れない可能性もあります。

実際に合鍵作成を依頼するのであれば、ディンプルシリンダーの合鍵作製ができるかどうかや値段・時間について問い合わせておいたほうが良いですね。

ピンタンブラー

鍵の片側がギザギザとした形状となっており、家の玄関など以外にロッカーや棚・引き出しの鍵などにも利用されていることが多いのがピンタンブラーです。

こちらはそこまで複雑な鍵ではないため作成費用相場はディスクシリンダーと同じ1000円前後ですが、作成時間は倍の10分低度かかります。

作成時間がディスクシリンダーの倍とは言っても10分低度なので、60分かかるディンプルシリンダーと比べると早く作れる鍵ですね。

住宅関係以外の鍵を作る際の費用相場

ここまで住宅関係によく使われる鍵の種類別で紹介しましたが、他にも以下のような鍵の合鍵作製が可能です。

  • 自転車・自動車
  • 家具関係
  • 金庫・シャッター

自転車・自動車といった車関係を始め家具関係や金庫・シャッターといった物についている鍵があります。

ここからは、上記の住宅関係外の鍵の合鍵作製費用相場に関して、詳しくお話をしていきます。

自転車・自動車

自転車・自動車のような車関係の鍵作成はディーラー・ホームセンター・カー用品店といったところで依頼することができます。

使われている鍵の種類によっては高くなる可能性がありますが、作成費用相場は大体1000~2000円前後です。

昨今合鍵の作成はオンラインショップでも可能なのですが、自動車に使われる「イモビライザー」のみコンピュータ認証の都合上オンラインでの作成が不可能となっています。

家具関係

家具についている鍵はホームセンターでの作成ができないことが多いものの、ネットでの注文やメーカーへの依頼で作成してもらえます。

合鍵の作成費用相場としては1000~3000円程度で、ディスクシリンダーなどよりは少し高いです。

依頼する場合メーカ名・鍵番号といった情報が必要になってくるため、依頼する前に控えておくのが良いですね。

金庫・シャッター

金庫やシャッター・物置といったものに使われている鍵の場合は、購入元の販売店・ネット注文での作成依頼が可能です。

作成費用相場は物置やシャッターだと2000~5000円程度ですが、金庫だと5000~8000円程度と高くなります。

金庫に使われている鍵は少し特殊なものとなっており、物置やシャッターと比べると高くなってしまうようです。

スマートロックを導入という選択肢もある

同居している人数分合鍵を作成するのもよいですが、昨今では鍵のシェアなども行いやすいスマホを使っての施錠・解錠が可能なスマートロックというのも出てきています。

スマホのアプリを使って鍵の施錠・解錠を行えるため、物理的な鍵が必要なく紛失などがしにくいです。

オートロックで防犯性能も高いですし、アプリを通して鍵のシェアやワンタイムパスワードで一時的に開場できるようにするといったことまでできて便利です。

まとめ

今回は種類別合鍵作成費用相場とかかる時間についてご紹介させていただきました。

鍵の種類によっては作成費用・作成時間がかかりますが、広く普及しているディスクシリンダーのような鍵なら1000円と安価かつ5分前後で作れます。

住宅関係の鍵よりも金庫などに使われる鍵のほうが特殊なものになりやすく、結果作成費用相場や作成時間がかかりやすくなったりします。