自転車の鍵を失くしてしまった時の対処法や鍵の種類をご紹介

自転車は鍵をかけておかないと盗られてしまうことが多く、特に大量の自転車が停車している駐輪場で鍵は必須レベルになっています。

基本的に自転車の鍵は物理的な鍵によるものが多く、持ち歩く必要がある物理的な鍵を失くしてしまう人も少なくはないですね。

今回は自転車の鍵を失くしてしまった時の対処方法や自転車に使われる鍵の種類についてお教えしていきます。

自転車の鍵を失くしてしまった時の対処方法

自転車の鍵を失くしてしまった時の対処方法としては以下があります。

  • ワイヤーやロックバーを工具で断ち切る
  • 工具でシリンダー錠を壊す
  • 鍵をピッキングで解錠する
  • 金具を使って解錠する

工具でワイヤーやロックバーを断ち切ったりシリンダーを破壊したり鍵をピッキングで解錠や金具を使って解錠といった対処方法があります。

ここからは、上記の自転車の鍵を失くしてしまった時の対処方法に関して、細かくご説明していきます。

ワイヤーやロックバーを工具で断ち切る

鍵自体は壊れてしまいますがワイヤーやロックバーといったものなら、工具を利用して断ち切ることができます。

ワイヤーロックならワイヤカッター、ロックバーならボルトカッターといった感じで鍵の種類に合わせたものを用意したほうが良いです。

ただしこの方法はそれなりの力がいるので、女性や子供だと難しいことがあり、頼める知人・家族などがいるならそちらに頼んでみるのもありですね。

工具でシリンダー錠を壊す

かかっている鍵がシリンダー錠なら、ドライバーのようなシリンダーに押し込めるものとハンマーといった工具があれば壊せます。

こちらも力がそれなりに必要かつシリンダーに入れ込んだドライバーをハンマーで叩くといった方法なので、怪我の恐れもあり注意が必要です。

前項もこちらも鍵を壊す方法なので、壊した後は新品のものと交換しておくことを忘れないようにしましょう。

鍵をピッキングで解錠する

シリンダー錠の場合は自宅の玄関と同じ用にピッキングでの解錠を行える可能性が大いにあります。

安全ピンなど鍵穴に入れられるぐらいの細長くちょっと力を加えれば変形できる金具があれば、ピッキングは可能です。

ただしピッキング自体難易度の高いもので、万が一失敗してしまうと鍵穴そのものを破壊しかねないリスクがあります。

金具を使って解錠する

使われているのがリング錠の場合、プレスキーと呼ばれる平たい鍵が使われており、適当な大きさの金具を差し込んで開けることができます。

マイナスドライバー・ヘアピンのような鍵穴に入りそうかつ平べったい厚みのある金具を中に差し込み、プレスキーで開けるときのように動かし中と噛み合ってくれれば開きます。

他の方法と比べると鍵が壊れてしまう可能性は低めですが、手荒にやると壊れたりする可能性が高いので注意が必要です。

困った時は業者に依頼する

できれば鍵を壊さずに解錠させたかったり、短時間で解錠させたいなど困った時は業者へ依頼したほうが良いです。

業者へ依頼する際は防犯登録から自転車が自分の所有物であることを証明する必要があり、購入時自転車のフレームに貼られる防犯登録シールから確認ができます。

鍵開けを依頼する自転車が譲渡してもらったものだったりすると、持ち主としての証明に時間が必要だったり開けてもらえない可能性もあります。

自転車の鍵の種類

自転車に使われる鍵の種類としては以下があげられます。

  • U字ロック
  • ディンプル錠
  • ワイヤーロック
  • リング錠

よく見かけるU字ロックやワイヤーロック・ディンプル錠・リング錠といったものになりますね。

下記では上記の自転車に使われる鍵の種類について、詳しくご紹介していきます。

U字ロック

自転車の前輪か後輪に引っ掛けて使われる、アルファベットの「U」のような形状をしている鍵が「U字ロック」です。

金属製なので頑丈で防犯性能が高いのですが、その分重さがあって持ち運びにはあまり向いていないです。

大きいものほど頑丈で重くなる分持ち運びにくくなっており、自転車だけでなくバイクのロックにも使われていることが多いです。

ディンプル錠

シリンダー錠の一種でピッキングがされにくいとゆう防犯性能が高いものとなっており、自転車の鍵にも使われています。

特に電動自転車・スポーツバイク・折りたたみ自転車といった値段の高い自転車に付けられていることが多いですね。

そのため鍵を失くして自力で開ける場合、破壊してあけるぐらいしか方法がないです。

ワイヤーロック

自転車のフレームとタイヤに巻き付けたりしてロックするのがワイヤーロックです。

様々な長さ・太さのものが販売されており使い勝手も良いため自転車に追加の鍵として買い足す人も少なくないです。

タイプとしてはシリンダーキーのものと暗証番号のものが出ており、好みで選んで問題ないです。

リング錠

自転車に始めから設置されており、馬蹄のような見た目をしていることから「馬蹄錠」とも呼ばれているのがリング錠です。

平たい形のプレスキーを差し込む型と暗証番号型の2種類があり、大体どちらかが採用されていますね。

どちらも鍵無しで簡単に開けたり壊したりできるので防犯性能は低く、別の追加の鍵と合わせて使われることのほうが多いです。

まとめ

今回は自転車の鍵を失くしてしまった時の対処方法と自転車に使われる鍵の種類について、ご紹介させていただきました。

鍵を失くしてしまい自力で鍵を開ける場合は、基本鍵を壊すリスクを伴う方法になってしまうので、交換すること前提で行う必要があります。

どうしても鍵を壊したくない場合や短時間で鍵を開けてほしいのであれば、業者の方へ依頼をしたほうが良いですね。