普段から出かける際に鍵をしっかり掛けるようにしていても、空き巣は特定の家を狙います。
一定の条件を満たしてしまっていると、尚の事空き巣に狙われる可能性が高まりやすいですね。
今回は空き巣に狙われやすい家の特徴と防犯対策方法についてより詳しくお教えいたします。
空き巣に狙われやすい家の特徴
特に空き巣に狙われやすい家の特徴としては以下が見られます。
- 家を空けていることが多い
- 見るからに防犯対策されてないように見える
- ベランダに登れるような足場がある
- 外側から敷地内の様子が分かりにくい
普段から家を空けていることが多かったり、分かりやすいぐらい防犯対策がされていないように見えるなど、空き巣の格好の獲物となります。
ここからは、上記の空き巣に狙われやすい家の特徴について1つずつより詳しくご説明いたします。
家を空けていることが多い
日頃家を空けていることが多かったりしているだけでなく、そういった情報が漏れたり悟られたりすると空き巣のターゲットになりやすいです。
日が沈んでも室内が明るくなることが少なかったり、洗濯物が取り込まれないや郵便物などがポストに溜まっているなど、自宅に居ることが少ない目印になってしまっています。
自宅のどこを見ているかわからないので、普段からマメに洗濯物を取り入れたり郵便物をとっておくなどやっておいたほうが良いです。
見るからに防犯対策されてないように見える
空き巣に一番狙われやすいのは普段から自宅のドアに鍵を掛けていないような家で、鍵を掛けているかどうかは普段からその人の出入りを見ていればある程度わかってしまいます。
他にも防犯用のカメラがまったくなかったり、夜玄関前を照らしてくれるようなライトが無いなどすると、空き巣からしたら侵入がしやすいです。
防犯対策がされていない、防犯への意識が低いといった家は特に空き巣の対象にされてしまいますね。
ベランダに登れるような足場がある
空き巣は自宅の玄関だけでなく、ベランダのなど人が通れそうな窓や出入り口があればそこから侵入してきます。
特にベランダは玄関と同じぐらい狙われやすく、外からベランダへと登れてしまうような足場があったりすると、そこから簡単に侵入しちゃいます。
また目に見えて分かりやすい足場だけでなく、ベランダ近くにあある配管などをつたってきたりすることもあるため、近くに登れそうなものがある場合も注意しましょう。
外側から敷地内の様子が分かりにくい
自宅はプライベート空間なので外側からあまり中を見られたくはないですが、敷地はある程度見通しがよくないとこれもまた空き巣に狙われやすいです。
見通しが悪く敷地内の様子が見えづらいと、そこで侵入するための作業を安心してできてしまいます。
極力外側から敷地内の様子がわからないように工夫をしておくことが大切ですね。
自宅を守るための防犯対策方法
自宅を守るための防犯対策方法としては、以下の4つがあります。
- 鍵を増やしたりピッキングされにくいものに変える
- 防犯カメラやセンサーライトを設置する
- 在宅時でも鍵をかけることを心がける
- 近所付き合いを大切にする
カギの増設やピッキングされにくいものへの交換・防犯カメラ・センサーライトの設置といったアイテム系やちょっとした心がけが大切です。
以下では、上記の自宅を守るための防犯対策方法について、より詳細な内容をお届けいたします。
鍵を増やしたりピッキングされにくいものに変える
狙われやすいのは自宅の出入り口である玄関で、鍵をかけていてもピッキングなどで侵入してきます。
対策として補助鍵を追加してツーロックにしたり、鍵そのものをピッキングがしにくいものへと交換してもらうことですね。
ディンプルシリンダー錠と呼ばれる鍵へと交換すればピッキングされにくいですし、サムターンカバーをとりつければサムターン回しなどもされなくてより安全になります。
防犯カメラやセンサーライトを設置する
ただカメラやライトを設置するだけではなく、「防犯カメラ設置中」の張り紙をしたり、人感センサーのライトを設置するのが良いです。
防犯カメラはダミーではなくちゃんと録画ができるものを設置すれば、例え空き巣に侵入されても犯人を現行犯逮捕できる可能背がグーンと跳ね上がります。
夜になったのを感知して付くライトや手動でオンオフできるライトでも良いですが、一番良いのは人が来たのを感知してくれる人感センサーライトを設置すると、空き巣が驚いて逃げていきやすいです。
在宅時でも鍵をかけることを心がける
心持ちになってしまいますが、出かける際にカギをかけることは勿論、在宅時でも鍵をかけることを心がけることが重要です。
それだけで防犯意識が高まりますし、人が居ない間に侵入する「空き巣」以外にも、あえて在宅中に侵入する「居空き」・「忍込み」といった輩も存在します。
普段からの防犯意識を高めるためにも、家に居たとしてもしっかりとカギをかけることを心がけましょう。
近所付き合いを大切にする
人によっては周囲とのコミュニケーションをとるのが苦手という人も居ると思いますが、できれば近所と付き合っておいたほうが防犯にもなって良いです。
ある程度近所の人と付き合いがあれば、万が一空き巣のターゲットにされても、周囲の人が不審がって声を掛けたりすればそれだけで防犯になりやすいです。
どうしても良く知らない人とコミュニケーションをとるのが苦手なら、家族の近くで暮らして相談するなどして人による対策を行いましょう。
まとめ
今回は空き巣に狙われやすい家の特徴と自宅を守るための防犯対策方法をご紹介いたしました。
特に防犯カメラや人感センサーライトは見せる防犯対策として大いに役立つので、予算がつくならやっておいて損はないはずです。
また鍵の追加や交換も効果的で、玄関だけでなくベランダ近くに足場があるならベランダの窓に鍵を追加しておくのもありです。
鍵を始め自宅のセキュリティに関して悩んでいるのなら、鍵屋さんに相談してみるのも一つの手ですね。