鍵が抜けなくなってしまった時の対応や注意点・対策をご紹介

長く利用されているような鍵だと汚れやサビなどが原因で、差し込んだ鍵が抜けなくなってしまうといったことも少なくないです。

特に解錠する前に鍵を差し込んで抜けなくなる・動かなくなってしまうと尚の事困ってしまいますね。

この記事では鍵が抜けなくなってしまった時の対応や注意点・対策に関して、詳細な情報をお届けいたします。

鍵が抜けなくなってしまった時の対応について

鍵が抜けなくなってしまった時は以下のように対応していきます。

  • 少しずつ回しながら抜いてみる
  • 上下左右に少しずつ動かしてみる
  • 潤滑剤を使用してみる
  • 鍵穴内に異物が無いか確認し取り除く
  • そもそも鍵が違うものじゃないか確認する

少しずつ回したり上下左右に動かしたら抜けたりすることもありますし、潤滑剤などを使ってみるのも手ですね。

下記では上記の鍵が抜けなくなってしまった時の対応について、細かいお話をさせていただきます。

少しずつ回しながら抜いてみる

鍵によっては一定の角度になっていないと抜けないといったものも多いため、少しずつ回しながら抜いてみると抜けることがあります。

90度や180度回して抜けないかやってみたら、ある程度角度をつけて抜けないかといったことを試してみます。

実際に行う際は一定方向に回すだけでなく、反対側にも同じように角度をつけて抜けないか試してみるのがおすすめです。

上下左右に少しずつ動かしてみる

あまり力を入れずに上下左右に少しずつ動かしてみると、鍵が抜ける可能性がありますね。

この際に必要以上の力を入れて行うと鍵が折れたり、鍵自体や鍵穴の内部に傷がつくおそれがあるため注意が必要です。

ある程度試してみて鍵が抜けないようなら、諦めて別の方法に切り替えたほうが良いです。

潤滑剤を使用してみる

鍵が抜けなくなる原因として潤滑剤不足といったことがあり、潤滑剤を使えば抜ける可能性があります。

専用の潤滑剤はホームセンターなどに行けば数百円で売られている可能性があるため、家族や友達に頼んで買ってきてもらったりすると良いですね。

鍵穴が乾いていない状態で潤滑剤を使うとホコリが付きやすくなるので、湿っているなら潤滑剤を使う前にドライヤーなどで乾かしておきましょう。

鍵穴内に異物が無いか確認し取り除く

穴の中に異物が存在し、それが原因で差し込んだ鍵が抜けなくなってしまっているといったパターンもあります。

鍵穴の中を確認し異物があるようなら、掃除機・エアダスターといった道具を使って取り除くのが良いですね。

狭い場所などにも空気を送り込むことができるエアダスターはホームセンターで売っているので、困ったら買ってきてもらうなどするのもありです。

そもそも鍵が違うものじゃないか確認する

そもそも差し込んだ鍵と鍵穴が一致していなければ、強引に差し込めても解錠できずそのまま抜けなくなったりします。

鍵自体は鍵穴と一致しないものであっても、差し込むこと自体はできてしまうので、鍵を差し込む前に鍵自体を確認したほうが良いです。

何かしらで疲れが溜まってきている時や夜中など手元が見えにくい時なんかは、鍵を間違えやすいので要注意ですね。

鍵が抜けなくなってしまった時の注意点

差し込んだ鍵が抜けなくなってしまった時は以下の点に注意しましょう。

  • 針金などで異物を除去しない
  • 無理に引き抜こうとしない
  • 専用ではない潤滑剤を使わない

針金などで異物を除去しないことや無理に引き抜いたりしないこと、専用ではない潤滑剤を使わないようにするといったことですね。

ここからは、上記の鍵が抜けなくなってしまった時の注意点について内容を記載していきます。

針金などで異物を除去しない

鍵穴の中を確認し異物を見つけた際、中に入れられるぐらいの大きさである針金や爪楊枝を使うのはNGです。

針金や爪楊枝といったものは大きさ的に鍵を指したままでも鍵穴に入れられてしまうため、穴の中の異物を取り除くために利用しがちです。

それが原因で鍵穴に傷が入ってしまう可能性が高まりますし、爪楊枝などが折れて逆に中に異物が残ってしまうことまであるため、使わないほうが良いです。

無理に引き抜こうとしない

こちらも鍵自体や鍵穴内部を傷つける可能性があるので、無理に引き抜くことはやめましょう。

無理に引き抜こうとして力が入りすぎてしまい、鍵そのものが折れてしまうといった自体になることもあります。

繊細な作りになっている鍵はちょっとでも傷がついただけで機能しなくなってしまう可能性まであるので、力任せにやるようなことは避けたほうが良いですね。

専用ではない潤滑剤を使わない

専用の潤滑剤が販売されているにもかかわらず、専用ではない潤滑剤を使ってしまわないようにしましょう。

専用ではないものを使うと鍵穴にホコリ・砂といったものが溜まりやすくなったり、錆びやすくなってしまいます。

鍵が壊れてしまう原因になりかねないので、潤滑剤を使うのであれば専用のものをちゃんと用意したほうが良いですね。

鍵が抜けないようにならないための対策

鍵が抜けないといった自体に陥らないためにも、以下のような対策を行うのが良いです。

  • 歯ブラシでメンテナンスする
  • エアダスターで掃除する
  • 専用潤滑剤を使う
  • 鍵の交換を行う

歯ブラシでメンテナンスを行ったり、エアダスターでの掃除や専用の潤滑剤を使う・鍵の交換といった対策があります。

下記では上記の鍵が抜けないようにならないための対策について、詳細を明記していきます。

歯ブラシでメンテナンスする

鍵自体使用期間が長引いてくると、それだけギザギザの部分に汚れが溜まってきやすくなります。

使わなくなった歯ブラシなどを使って、ギザギザ部分の汚れを落とすといったメンテナンスを行うのがおすすめです。

長い期間で鍵を使う予定ならば、一ヶ月に一回など定期的に掃除を行うのが良いですね。

エアダスターで掃除する

鍵穴には砂やホコリといったものが溜まりやすいので、それをエアダスターで除去しておくだけでも対策になります。

内部で砂やホコリが溜まっただけでなく、それが固まってしまうとなおさら除去しにくくなってしまいます。

こちらも一定の期間でエアダスターをかけるなどやっておくのが良いでしょう。

専用潤滑剤を使う

抜けなくなってしまった際に使うのではなく、あらかじめ専用の潤滑剤を使っておくのも対策になります。

最初は鍵穴内の潤滑剤があるため抜き差しや回すことができますが、使い続ければそれだけ潤滑剤は減っていきます。

自分の手で専用の潤滑剤を追加しておくことで、鍵が抜けなくなるといった自体を防ぐことが可能です。

鍵の交換を行う

鍵の寿命自体10~15年ぐらいなので、使っている鍵が10年も経っているなら交換を検討するのが良いです。

自分で鍵を探してきて交換しても良いですが、防犯性なども含めてプロに任せてみるほうがおすすめですね。

交換前提で行うのではなく、一度相談してみれば別の方法が出てくる可能性もあります。

まとめ

今回は鍵が抜けなくなってしまった際の対応や注意点・対策といったことについて、詳しく書いてきました。

特に長く利用しているような鍵だと様々なことが要因で、抜けなくなったり回せなくなったりします。

できるだけ鍵が抜けなくなってしまう前に、対策などを行っておくのが良いですね。