住み始めた賃貸がちょっと古くて、鍵はついているもののドアチェーンがついていなかったりしませんか。
補助鍵として利用することができるドアチェーンは、後からでも設置することが可能です。
今回はドアチェーンの設置に関して、費用や注意点などをご紹介していきます。
ドアチェーンって何？
ドアチェーンとは一般的な家庭のドアなどに取り付けることができ、補助鍵とも呼ばれているチェーン型のロックのことです。
壁側に設置した金具に取り付けたチェーンをドア側に設置した金具に取り付けることで、ドアをフルオープンにさせないようにできます。
元は訪問販売に自宅へと入り込まれないように取り付けられたものなので、隙間を作れるようになっています。
同じ役割のU字ロックもある
昔はチェーンタイプのものが一般的でしたが、最近ではU字のバーで同じ役割を果たすU字ロックが普及しています。
最近建てられた賃貸のドアにはドアチェーンではなく、U字ロックが取り付けられていることが基本となっていますね。
ドア側にU字のバーを取り付け、壁側のほうに取り付けた突起にバーが引っかかるようにすることで、チェーンと同じくドアのフルオープンを抑えることができます。
ドアチェーン・U字ロックの設置は鍵屋に依頼が可能
ドアチェーン・U字ロックの設置は自力でも可能ですが、極力鍵屋へ依頼するのが良いです。
鍵屋によってはドアチェーン・U字ロックの設置をサービスとしているところもありますし、何より丁寧に設置を行ってくれます。
鍵に関してプロの方々なので丁寧かつ素早く設置してもらえるので、時間がかからない点もメリットになっています。
設置費用は大体18000～20000円
鍵屋に設置を依頼する場合、設置費用と本体の料金をあわせて大体18000～20000円ほどかかります。
U字ロックやドアチェーンの品質によって金額は変動するので、物によっては20000円を超えることもありますね。
鍵屋によっては無料見積を行ってくれるところもあるので、高く感じたら他の鍵屋に依頼するといったこともできます。
賃貸で取り付けが困難なら鍵屋に相談してみよう
そもそもドアチェーンやU字ロックは賃貸の玄関に付けられていることが多く、賃貸のほうが必要性が高いです。
また種類により壁側に穴を開ける必要があったりするのですが、契約した賃貸によっては穴が開けれなかったり嫌がられたりします。
そういった場合も、鍵屋の方に相談すればある程度は対応してもらえるので、一度相談してみましょう。
ドアチェーンやU字ロックは外側から開けられる
一見内側から出ないと解錠ができなさそうに見えるドアチェーンやU字ロックですが、実は外側から解錠する方法が存在しています。
ニッパーさえあればドアチェーンは外から切ることができますし、U字ロックは紐や輪ゴムがあれば簡単にロックを解除することができます。
逆に方法をしっていれば間違ってドアチェーンやU字ロックがかかってしまっても解錠できるので、やり方の動画などを確認しておくと良いです。
個人での設置はおすすめできない
ドアチェーンやU字ロックの設置に関してはそこまで難しくはないものなので個人での設置も可能ですが、あまりおすすめはしないです。
というのも基本的にはドアに穴を開けないといけないので、失敗すると開けた穴を利用されて鍵を開けられるなどセキュリティの弱体化に繋がる可能性まであります。
費用はかかってしまいますが、できれば鍵屋に依頼して丁寧かつ手早く設置してもらうのがおすすめです。
防犯対策ならツーロックにしたほうが良い
元々が訪問販売に入られないために付けるもので、防犯対策としてはあくまでも「補助鍵」でしかないです。
外側から簡単に開けられてしまう方法まで存在していますので、セキュリティ強化が目的ならツーロックにしたほうが無難です。
こちらに関しても鍵屋へ依頼する際に相談すれば、おすすめの鍵などを教えてもらえるんど一度相談してみるのが良いです。
まとめ
今回は補助鍵と呼ばれるドアロック・U字ロックの設置や費用・注意点に関してお教えいたしました。
設置するにはドアに穴を開ける必要などがあるため、取り返しのつかないことにならないよう鍵屋などのプロに依頼するのがおすすめです。
またドアチェーンやU字ロックは補助鍵であってちゃんとした鍵ではないため、外側から開けられやすくセキュリティ強化にはなりにくいです。
自宅玄関のセキュリティ強化を図りたいなどであれば、玄関ドアに鍵を追加してツーロックにするのが良いですね。